コラム

ワンルームマンション投資について

オフィス街の白いビル

ワンルームマンション投資ならではのメリット

不動産投資にはさまざまな方法があります。一棟アパート投資、一棟マンション投資、戸建て投資、土地への投資など多岐にわたりますが、その中でワンルームマンション投資も人気の一つです。ワンルームマンション投資は、購入した区分所有のワンルームマンションから家賃収入を得る不動産投資法で、初心者でも始めやすいとされています。ここでは、そのメリットを解説します。

大きな損害を受けにくくローリスク

ワンルームマンションの特長は、突然価値が大きく下がりにくいことです。経年による資産価値の減少はありますが、急激な下落のリスクは低めです。人気エリアの物件を選ぶことで空室リスクを減らし、堅実な投資が可能です。

長期的な安定収益が期待できる

ワンルームマンション投資の最大のメリットは、長期間にわたり安定した収益を得られることです。ローリスクであり、長期的な資産運用に適しています。また、老後の資金確保のために年金以外の収入源として始める人も多く見られます。

初期費用が少なく始めやすい

マンション投資には一棟投資と区分投資の2種類があります。ワンルームマンション投資は区分投資にあたり、一室だけを購入するため初期費用が抑えられます。ローンも少額で済むため、不動産投資初心者にも始めやすい選択肢です。

生命保険の代わりになる

ワンルームマンション投資のローンでは「団体信用生命保険」に加入するため、ローン契約者が病気や死亡した場合、保険金でローンが完済されます。これにより、家賃収入が残され、家族に経済的な負担をかけずに資産を引き継ぐことが可能です。

ワンルームマンション投資に潜むデメリット

多くのメリットがある一方で、ワンルームマンション投資にはデメリットも存在します。ここでは、そのリスクを紹介します。

売却時に収支がマイナスになる可能性

ワンルームマンションは投資用として販売価格が割高な場合が多いため、売却時に収支がマイナスになる可能性があります。現金が必要なときに損失が出る可能性があるため、注意が必要です。

利回りが低い

ローリスクなワンルームマンション投資は、他の投資手法と比べて利回りが低い傾向があります。高い利益を期待するには向いていないといえます。

資産価値が低い

ワンルームマンションは建物と土地の一部のみが資産となるため、一棟物件と比べて資産価値が低くなりがちです。建物の老朽化が進むと価値が下がりやすい点にも注意が必要です。

リスク分散が難しい

ワンルームマンション投資は一棟物件と異なり、空室になると家賃収入が途絶えます。リスク分散が難しいため、空室時には自己資金でローン返済を続けなければならない可能性があります。

まとめ

ワンルームマンション投資は、多くのメリットがある一方でデメリットも存在します。手軽さや始めやすさに目を奪われず、リスクも理解しておくことが大切です。ローリスク・ローリターンを望む方には適した不動産投資手法ですが、高い収益を求める方には向いていないかもしれません。慎重に検討したうえで判断することをおすすめします。