コラム

不動産投資初心者がわからないよくある質問

箇条書きにして可否を判断
不動産投資をいざ始めようと思っても、何もかもが未知のことなので、多くの疑問点が生じる可能性があります。しかし、誰に聞いたらいいのか、そもそも何が疑問なのかよくわからないという人も多いでしょう。

漠然と資産運用をしたいと思っていても、行動に移す際に混乱してしまうと、しっかりとした不動産投資はできません。そこで、初心者がありがちな質問をまとめてみました。基本的な内容なので、不動産投資の初心者が疑問に思う点をいくつかお伝えします。

不動産投資は何から始めたらいいのか?

ほとんどの不動産投資初心者は、まずこの疑問に行き着くでしょう。不動産投資を始めたいけれど、何をどうすればいいのかが見えてこないため、実際に行動するまでに時間がかかってしまう人も多いです。

まず、不動産投資を始める際に意識しなければならないのは、情報収集です。不動産会社に相談に行ったり、セミナーに参加して実際に不動産投資に関わっている人と話すことで、多くのことを学べます。

セミナー選びも重要で、初心者向けから上級者向けまで様々な内容があります。自分の段階に合わせたセミナーに参加することが最も大切です。セミナーで話を聞く際は、購入を検討しているエリアの物件相場や賃料など、さまざまなことを聞いてみましょう。

次に情報を得た後は、物件探しを始めます。立地条件や地域のブランド性にばかり注目しがちですが、賃料収入を得るためには、多くの人が手出ししやすいエリアで、高すぎない賃料でも十分に運用できる物件を探すことが必要です。

インターネットで物件情報を調べられる時代ですが、実際の物件情報は不動産会社に行かなければわからないことが多いです。事前に不動産投資をしたいことや希望のエリアを伝えておくと、適した物件を用意してくれるので、事前準備は非常に重要です。

どれくらいの頭金が必要なのか?

不動産投資をする際、多くの人が気になるのは頭金がどれくらい必要かという点です。通常はローンを組んで購入しますが、頭金を多く入れれば入れるほど返済額が減るため、頭金の金額は気になるところです。

ポイントは「頭金がいくら」というよりも、年収から計算してどれくらいまで借入が可能なのかを考えることです。一般的に年収の5倍程度が目安で、ボーナスなど収入が多い場合は10倍くらいでもローン審査が通ると言われています。

頭金の相場は、物件購入額の10%から30%とされています。ローンを組む銀行や信用金庫によっては、頭金が不要な場合もありますが、ほとんどの金融機関では頭金を入れることを促しています。事前に購入したい物件の金額と頭金をしっかりと計算しておくことが大切です。

不動産投資より株やFXの方が良さそうだけど?

不動産投資は安定した収入が期待できる反面、大きな収入を得ることは難しいイメージがあります。そのため、株やFXの方が収益性が高そうだと考える人もいます。

確かに、株やFXはSNSなどで話題になっており、投資未経験者が成功しているケースもありますが、堅実に収入を得たいのであれば、不動産投資がおすすめです。

株やFXは金融商品であるため、投資のために銀行から融資を受けることはできません。また、社会情勢や世界経済の影響を受けやすく、リスクが高いという特徴があります。リターンは大きいかもしれませんが、その分リスクも高く、成功するのは一握りの人だけです。

一方、不動産投資は銀行から融資を受けてローンを組み、賃料収入を得ます。賃料は大きな変動はありませんが、空室が出なければ安定した収入が得られます。住居は生活に欠かせないものですから、需要が安定している点も不動産投資の魅力です。

株やFXは日々の経過観察や売り時の判断が必要で、ストレスが多い投資方法です。不動産投資はオーナーとして管理を行いながら収入を得られるため、ストレスは少ないです。

投資で収益を増やすことは大切ですが、気持ちに余裕を持ちながら投資をしたい人には、不動産投資が確実で安全な方法と言えます。

まとめ

不動産投資初心者が気になる疑問点をご紹介しました。初めてのことには不安がつきものですが、ある程度勉強してから不動産投資を始めると安心です。疑問点があれば、専門家に相談したり、本を読んで学ぶことが大切です。