コラム
不動産投資初心者におすすめの勉強法
目次
自分の資産を無駄なく運用したいと思っている多くの人は、何かしらの投資を始めようと検討しています。そこで多くの人がイメージするのは、株取引や不動産投資です。
株の場合、リスクが高く大損しやすいという印象があるため、初心者には手を出しにくい投資といえます。しかし、不動産投資ならある程度の資金があれば、「自分にもできそう」と感じる人が多いでしょう。
マンション経営をして家賃収入を得ることは、株のように大きな利益を得ることは難しいかもしれませんが、一定の収入を安定して得られるため、確実に収入を増やしたい人に人気です。
ただ、初めて不動産投資をする人にとっては、「どんな物件を購入すれば良いのか」「マンションが良いのか、アパートが良いのか」など、さまざまな疑問が出てくるでしょう。どのように勉強したら良いか悩むかもしれません。
そこで、不動産投資初心者におすすめの勉強法をご紹介します。
セミナーに参加する
行動的な人には、まずセミナーに参加することをおすすめします。不動産投資は非常に人気のある投資方法のため、多くのセミナーが開催されています。講師は大手不動産会社の経営者や現役オーナーなど、実際に不動産投資に携わっている人が担当することが多いです。
セミナーの内容は、不動産投資の基本から、ピンポイントなテーマまでさまざまです。自分が知りたいことを生の声で聞けるのは非常に魅力的です。
ただし、セミナーは比較的投資に関する用語やニュアンスを理解している人向けに開催されていることが多いため、まったく投資経験がない初心者が参加すると内容が難しく感じることもあります。セミナーに参加する前にある程度の基礎知識を身につけておくと、より多くのことを学べるでしょう。
また、セミナーは勉強だけでなく、他の投資家と出会えるチャンスでもあります。同じように不動産投資に興味を持つ人たちと交流することで、最新の不動産投資の現状を知ることができます。
本を読む
もっとも古典的で効果的な勉強法は、不動産投資に関する本を読むことです。不動産投資をしている人の多くが、最初は本から勉強を始めています。本は自分のペースでゆっくりと学べるため、初心者でも理解しやすい内容が多く、勉強につまずきにくいのが利点です。
「どんな本を読めば良いのか?」と悩むかもしれませんが、まずは不動産投資の基礎的な部分、物件の選び方や投資方法が書かれた本を選ぶと良いでしょう。その後、不動産取引に関する内容や、空室リスクを避けるための管理・運営についての本も非常に勉強になります。
ある程度の知識を習得した後は、税務に関する本も読むようにしましょう。税務知識を持つことで、節税方法や利益を確保するための方法を学ぶことができます。
不動産投資は奥が深く、1冊や2冊読んだだけでは十分な知識は身につきません。年間50冊くらい読むと効果的ですが、時間が取れない場合でも月に2~3冊は読むようにしましょう。
不動産投資の先輩から学ぶ
セミナーに参加した際や、不動産投資の交流会で、先輩投資家に直接アドバイスをもらうことも非常に勉強になります。セミナーでは、先輩投資家が他の参加者と意見交換したり、アドバイスをしてくれる場面も多くあります。
セミナーで良い先輩に出会えなかった場合でも、最近ではインターネット上に不動産投資について情報交換ができるコミュニティも多く存在します。そこで質問してみるのも一つの方法です。
ただし、ネット上での情報は、信頼性が確認しづらい場合もあるため、あくまで参考程度に留めておくことが重要です。確実な情報を得たい場合は、セミナーや交流会で直接話を聞くことが効果的です。
まとめ
不動産投資を始めるには、まず勉強することが必要です。何も知らない状態で投資を始めると失敗する可能性が高く、おすすめできません。
最も確実に知識を習得する方法は本を読むことですが、より深い知識を得たい場合や実際に不動産投資をしている人と出会いたい場合は、セミナーに参加してみるのも良い勉強方法です。