コラム
初めて不動産投資をする方へ!ワンルームのメリット・デメリット
目次
不動産投資には一戸建て、アパート、マンション1棟、マンションワンルームなど、さまざまな投資先があります。特に1室から始められるワンルーム投資は初期費用が少なく、初心者でも始めやすい不動産投資の一つです。
今回は、ワンルーム投資のメリットやデメリット、リスクについて詳しくご紹介します。いきなり高額な投資に不安を感じる方は、ぜひ参考にしてください。
初めての不動産投資に有利なワンルーム投資のメリットとは
ワンルーム投資が初心者にとっておすすめである理由は、以下の3つです。
① 少ない元手で不動産投資を始められる
ワンルーム投資の最大のメリットは、少ない元手で不動産投資を始められることです。都内のワンルームマンションでも、2,000~3,000万円で購入可能な物件が多く、全額自己資金で投資できる場合もあります。これにより、リスクを抑えて資産運用を開始でき、失敗のリスクを最小限に抑えたい初心者には特に適しています。
全額自己資金で投資できれば、安全性が高く、徐々に規模を拡大していくことも可能です。
② 需要が高く、空室リスクが少ない
ワンルームマンションは賃貸需要が非常に高く、空室リスクが少ないことが特徴です。特に、ファミリー向け物件に比べて、ワンルームの入居者は住宅ローンを組んで購入するよりも賃貸で住むことが一般的です。そのため、次の入居者を見つけやすく、安定した家賃収入を得られる可能性が高いです。
③ 売却しやすい
ワンルームマンションは市場での人気が高く、売却もしやすい投資物件です。特に、賃貸需要が高い都心部の物件は、購入時よりも価格が大きく下がることが少ないため、長期的に収益を見込むことができます。多くの投資家にとって魅力的な物件となるため、売却しやすい点も大きなメリットです。
不動産投資初心者が知っておくべき!ワンルーム投資のデメリットとは
次に、ワンルーム投資のデメリットを見ていきましょう。以下の2つのデメリットがあります。
① 得られる収入が少ない
ワンルーム投資は投資額が少ないため、当然ながら得られる収入も少なくなります。さらに、ローンを組んで不動産を購入した場合、返済が発生するため、家賃収入が思ったほど増えないこともあります。特にローン返済中は、収入だけで生活するのは難しいでしょう。
② 売却までに一定の期間がかかる
不動産投資は売却に時間がかかることがあります。急に資金が必要になっても、物件をすぐに売却して現金化できるとは限りません。不動産会社の選定や買い主の募集に1~3ヶ月以上かかることが多く、早急に売却するために値下げを余儀なくされる場合もあります。
初めての不動産投資を成功に導く!ワンルーム投資のリスクとは
最後に、ワンルーム投資のリスクについても確認しておきましょう。
① 空室リスク
賃貸需要が高いワンルームマンションですが、空室が発生すれば家賃収入がゼロになるリスクがあります。1棟まるごと所有するアパートやマンションでは、空室が1部屋だけでも他の部屋の収入でカバーできますが、ワンルームの場合は空室になると管理費などの経費を他の収入源で賄う必要が出てきます。対策として、良質な物件を選ぶことや、資金に余裕があれば複数の物件を所有することでリスクを分散させる方法があります。
② 年間収支がマイナスになることも
ワンルーム投資は投資額が少ない分、得られる収入も限られるため、収支がマイナスになるリスクがあります。特に、管理費や修繕費、借入金の利息など、さまざまな経費が発生するため、正確な収支計算が重要です。不動産投資初心者は、不動産に関する会計や税金の知識をしっかりと身につけ、適切な投資判断を行うことが必要です。
まとめ
今回は、ワンルーム投資のメリット、デメリット、リスクについて解説しました。ワンルーム投資は初期費用が少なく、初心者にとって手軽に始められる不動産投資です。しかし、リターンがある一方でリスクも存在します。不動産投資を成功させるためには、メリットだけでなく、リスクやデメリットをしっかりと理解し、対策を講じることが重要です。
少額で始めたい方には、不動産ファンドなどの選択肢もありますので、こちらも検討してみてください。