コラム

100万円からでも不動産投資できる？少額で始める方法を解説！

2024年10月22日

箇条書きにして可否を判断
不動産投資は100万円から始められるのか疑問に思ったことはありませんか？

結論から言うと、不動産投資は100万円からでも始めることが可能です。ただし、少額で始める方法にはいくつかあり、それぞれにメリットと注意点が存在します。自分に合った方法を理解し、効果的に始めることが大切です。

今回は、少額で不動産投資を始めたい方に向けて、100万円から始められる具体的な方法を解説します。早いうちに不動産投資を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

まず、100万円で不動産投資をする場合、100万円の物件を購入するのではなく、不動産投資ローンを利用するのがおすすめです。

その理由は「レバレッジ効果」を活用できるからです。レバレッジとはテコの原理を意味し、小さな自己資金で大きな収益を生み出すことを表しています。融資を活用することで、自己資金以上の投資を行い、結果的に収益を拡大できる可能性が高まります。

ローンに通りやすい人の特徴
・公務員やサラリーマン
・年収500万円以上
・勤続年数が一定以上

金融機関によって条件は異なりますが、上記のように「安定した収入と信用がある人」は、融資を受けやすい傾向にあります。この条件に当てはまる方は、不動産投資ローンを組んで、次に紹介する方法で投資を始めてみましょう。

100万円から始められる不動産投資の方法は、以下の3つです。

・中古区分マンションへの投資
・新築区分マンションへの投資
・不動産投資信託（REIT）を活用

それぞれの方法には異なるメリット・デメリットがあるため、詳しく紹介していきます。

中古区分マンションへの投資は、100万円から不動産投資を始める手段の一つです。以下の特徴があります。

メリット
・物件価格が安く、利回りが高くなる
・過去のデータを参考に収益予測が立てやすい

デメリット
・修繕費がかかる可能性がある
・瑕疵担保責任の期間が2年しかなく、その後は自己負担になる

中古マンションは安価で取得しやすいですが、経年劣化による修繕費や家賃の下落リスクが伴います。過去の実績を確認し、専門家と相談しながら物件を選ぶことが重要です。

新築区分マンションも、100万円から始められる不動産投資の一つです。以下の特徴があります。

メリット
・融資審査が通りやすい
・修繕費が抑えられる
・瑕疵担保責任の期間が10年ある

デメリット
・資産価値が早く下がる
・物件価格が高く、利回りが低い

新築物件は入居後に中古扱いとなり、資産価値が下がる点がリスクです。しかし、長期投資を視野に入れた場合には魅力的な選択肢となるでしょう。

REIT（不動産投資信託）は、少額で始める不動産投資の方法です。複数の投資家から資金を集め、不動産投資法人が運用する形で不動産投資を行います。

メリット
・流動性が高く、売買しやすい
・少額から投資が可能
・分散投資ができる

デメリット
・現物不動産より収益が少ない
・不動産の所有権がない
・レバレッジ効果が使えない

REITは手軽に始められる反面、現物不動産に比べて収益が少ないというデメリットがあります。少額からリスクを抑えて投資を始めたい方や初心者にはおすすめの方法です。

今回は、100万円から始められる不動産投資の方法について解説しました。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、しっかりと理解した上で投資を始めることが大切です。

無理に進めるのではなく、少額で確実に始めることが成功への近道です。今回の内容を参考に、100万円からの不動産投資を検討し、自分に合った方法でスタートを切りましょう。

100万円という少額からでも、不動産投資は可能です。中古マンション、新築マンション、REITなど、さまざまな方法があり、それぞれに特徴があります。自分に合った方法を選び、無理なくコツコツと資産運用を進めていきましょう。