コラム
【初心者向け】資産運用で失敗する人と成功する人の違いとは
目次
「投資はギャンブル」とも言われるように、成功する人もいれば失敗する人もいます。
実際、投資には様々な要素が影響するため、全てを成功に導くことは困難でしょう。
しかし、資産運用で成功する人と失敗する人にはそれぞれに特徴があるため、成功する人と失敗する人との違いを押さえていれば初心者の方でも資産運用で成功する確率を上げることができます。
今回は、これから資産運用を始めようと考えている初心者の方に向けて、資産運用で成功する人と失敗する人の違いについて解説していきます。
初心者必見！資産運用で失敗する人に共通する3つの特徴
まずは資産運用で失敗する人の特徴について、3つご紹介していきます。
1.目標を持たずになんとなく始める
1つ目は「目標を持たずになんとなく始める」ことです。
金融商品は多種多様であるため、「資産を増やしたい」「お金持ちになりたい」などのような漠然とした考えで投資を始めると、自分の中に判断軸を作れず、状況に合った投資先を適切に判断することができません。
その結果、「より多くの収益が得られるかも」といった理由でリスクの高い商品に全資金をつぎ込んでしまうなど、感情的に投資先を決めて失敗してしまうことがあります。
2.自己流で投資する
2つ目は「自己流で投資する」ことです。
スポーツやゲームではルールを知らないと勝ち進めることが困難ですが、投資でも同様に、投資のルールを知らずに自己流で始めてしまうと、資金を増やすことは難しくなります。
売買のルールや為替レート・株価チャートの見方はもちろんのこと、分散投資をするという基本的なテクニックなど、投資をする上で最低限知っておくべき知識は身につけるようにしましょう。
最低限の知識もない中で投資を始めてしまうと資産は減少するばかりです。
3.投資や資産運用に関する勉強をしない
3つ目は「投資や資産運用に関する勉強をしない」ことです。
上記の「投資のルールを知らない」という部分にも通じますが、投資や資産運用に関する勉強をしない人は、ギャンブルをしているのと同様であり資産がなくなるリスクが高まります。
投資はルールやテクニックなどについて学ぶことで、投資先をある程度正確に分析し予測することができるようになり、資産を増やせることにつながりますので、まずは知識を深めながら、成功している人を参考にし、運に左右されないようにすることが肝心です。
失敗する人との違いとは。初心者が知っておくべき資産運用で成功する人の3つの特徴
次に資産運用で成功する人の特徴について、3つご紹介していきます。
1.長期的な視野を持って目標と計画を立てている
1つ目は「長期的な視野を持って目標と計画を立てている」ことです。
上手に資産運用を行うには、「いつまでにいくらの資産を形成したいのか」という長期的な目標と、それに応じた計画が重要になります。
そのためにまずは、以下3つの項目を明確に整理しましょう。
- いくらの資産額を貯める必要があるのか（目標）
- いつまでに貯める必要があるのか（期限）
- 現時点で使用できる手持ちの資金額はいくらなのか
目標の資産額から逆算して資金計画を立てていくことで自分の判断軸を作り、その判断軸に基づいて投資先を決めることで安定した資産運用を実現することができます。
2.分散投資を行っている
2つ目は「分散投資を行っている」ことです。
「卵を一つのカゴに盛るな」という格言が投資の世界にあるように、資産運用を成功させるためには不動産や投資信託、株式、定期預金など複数の金融商品に分散して投資することがポイントとなります。
そうすることで、一つの投資先の収支がマイナスになったとしても、他に投資している金融商品からの収益でカバーすることができます。
分散投資は投資や資産運用の原理原則といっても過言ではないため、常に心がけるようにしましょう。
3.資産運用に関する勉強を怠らない
3つ目は「資産運用に関する勉強を怠らない」ことです。
資産運用を成功させている人の多くは、資産運用や投資にとどまらず経営や税制などに関しても勉強を行い、複数の分野に精通しています。
知識が増えることによって、ある程度適切に為替や市場の動向を分析して予測することができ、安定した収益に繋げることができるのです。
一朝一夕で身につくものではありませんが、初心者こそ意識して投資や資産運用に関して勉強する時間を取る必要があります。
安全に資産運用を始めたい人は少額の不動産投資がおすすめ
「失敗する確率をできるだけ抑えて資産運用を始めたい」という初心者の方におすすめの投資は「不動産ファンド」です。
不動産ファンドには「不動産小口化商品」と「REIT（不動産投資信託）」の2種類があり、「不動産小口化商品」は一口100万円程度から、「REIT（不動産投資信託）」は数万〜数十万円程度から投資することができます。
不動産投資の主流である現物不動産への投資には、「必要資金が多額」「物件の管理・運営が大変」「すぐに手放せない」といった難点があり、収益が安定しているものの資産運用初心者にとってはハードルが高い投資でした。
しかし不動産ファンドは「少額なので分散投資が可能」「物件の管理・運用は事業者が行ってくれる」「売買しやすい」といった特徴があり、近年は不動産ファンドから資産運用を始められる方も増えてきています。
気になる方はぜひ以下の記事も参考になさってください。
不動産ファンドって？どんな特徴があるの？初心者向けに解説します
初心者の方は成功している人と失敗している人の違いを押さえて資産運用を始めましょう！
今回は資産運用で成功する人と失敗する人の特徴についてご紹介しました。
今回ご紹介したように、資産運用で成功する人と失敗する人にはそれぞれに特徴があり、初心者の方が両者の違いを知らずに資産運用を始めると、ギャンブル的な要素が大きくなり資産を失う可能性が高まります。
一か八かの賭けで資産を費やすのではなく、失敗する人と成功する人の違いを知って、着実に資産を増やしていきましょう。
また、リスクを抑えて資産運用を始めたいという初心者の方は、少額から始められる不動産ファンドも検討してみてはいかがでしょうか。
