コラム

資産運用は不動産ファンドから始めよう！仕組みやメリットをご紹介

2022年1月14日

メリットとデメリット

資産運用には、株式投資や投資信託、FXなどさまざまな方法がありますよね。

そんな中でも不動産投資の資産運用に興味があるけど、大きなリスクは負いたくないという方におすすめなのが不動産ファンドでの資産運用です。

不動産ファンドは、実物不動産投資とは違い、少ない資金から始められる不動産投資の一つです。

今回は、初心者の資産運用にもおすすめの不動産ファンドの仕組みやメリットをご紹介します。

不動産ファンドとは、不動産物件を投資の対象にしたファンドのことで、複数の投資家から資金を集めて不動産投資を行い、運用して得られた利益を投資家に分配する仕組みです。

不動産ファンドの主な投資対象は、マンションやアパートの住宅物件の他に、オフィスビルやホテル、商業施設や物流施設、医療施設など、個人で購入するのが難しい高額な不動産まで、さまざまな種類があり、ファンドの商品はこれらの複数を組み合わせている場合もあります。

不動産ファンドでは、通常数千万円から数億円かかる不動産投資を小口化することで、少額から運用することが可能になります。

不動産ファンドで得られる収益には、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があります。

「インカムゲイン」とは、不動産を貸し出すことで得られる家賃収入のことで、「キャピタルゲイン」は保有している物件自体やその土地の価値が上昇し、購入時より高い額で売却した際に得られる売却益のことです。

また、不動産ファンドで資産運用をするには、不動産特定共同事業の認定を受けた事業者を通さなければなりません。

投資する不動産物件は1つだけでなく、いくつかの不動産物件を組み合わせて不動産ファンドを組んでいる事業者もいます。

不動産特定共同事業は、事業者が複数の投資家から出資を受けるなどをして集めた資金で不動産を運用し、得られた収益を出資者に分配する事業のことです。

不動産特定共同事業法に基づき、国土交通大臣や各都道府県の許可を得た事業者のみが運用できます。

不動産特定共同事業法とは、不動産特定共同事業の健全な発展と、投資家の保護を目的として施行された法律です。

事業には、大きく分けて任意組合型・匿名組合型2つの形があり、不動産の所有権の有無に関しても、違いがあるため注意が必要です。

この2つの形について詳しく説明していきます。

不動産特定共同事業の任意組合型とは、投資家と事業者が任意組合を作り、それぞれが出資して不動産投資を行う方法です。

投資家だけでなく、事業者も出資して不動産を購入するため、投資家と事業者それぞれに不動産所有権が生じます。

不動産自体は共同購入し、管理と運用に関しては、事業者が行うという仕組みです。

運用して得られた収益は投資家と事業者それぞれに分配され、売却時に売却益が生じた際にも両者が売却益を得ることができます。

不動産ファンドの商品としては、長期運用したい方に向いている資産運用の方法です。

不動産特定共同事業の匿名組合型とは、複数の投資家が組合を作り、事業者に出資します。

その出資金を元に、事業者が不動産を購入・運用し、不動産の運用で得られた収益を組合員に分配するという仕組みです。

投資家には不動産の所有権はなく、不動産売買に関する面倒な契約をする必要がないというのがメリットです。

匿名組合型では、任意組合型よりも、少額かつ短期間で資産運用が始められるという特徴があります。

ファインダーを持つ笑顔の女性

不動産投資が初心者の方の資産運用に不動産ファンドがおすすめの理由を、いくつか紹介します。

資産運用が初心者の方は、借金をしてまでリスクを負う必要はありません。

不動産ファンドの最も大きなメリットは、少額から不動産投資による資産運用ができるという点です。

実物不動産投資では、借金を抱える可能性がありリスクが大きいですが、不動産ファンドの場合は、運用や管理は全て、不動産運用のプロである不動産特定共同事業者に任せることができるため、物件選びから運用まで知識が少ない状態からでも資産運用が可能になります。

少額で始めることができ、運用はプロに任せることができる不動産ファンドでの資産運用には、多くのメリットがあります。

資産運用を始めたいという方は、ぜひこの記事を参考に不動産ファンドでの資産運用をしてみてはいかがでしょうか。

不動産ファンドでの資産運用に興味のある方はぜひエード・ライフまでお問い合わせください。

「もっと不動産ファンドのメリットや仕組みについて知りたい！」という方はこちらの記事もご覧ください。