コラム

事業用不動産で投資!上手に運用するための2つのコツとは


事業用不動産への投資で、収益をもっと増やしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?効率的に収入を増やすためには、ポイントを押さえた運用が重要です。

今回は、事業用不動産投資で収益を上げるための2つのコツをご紹介します。アパートやマンション、テナントなどの具体例も交えながら、上手に投資するためのポイントを理解しましょう。

事業用不動産への投資で上手に収入を増やす2つのコツ

事業用不動産投資で上手に収入を増やすためのコツは、「良い物件を増やすこと」と「利回りを上げること」です。物件数を増やすだけでなく、投資する物件の質を高めることが重要です。また、所有している物件の利回りを最大化することで、より高い利益を実現できます。

今回は、この2つのポイントについて詳しくご紹介します。

1. 良い物件を見つけるコツ

成功している投資家は、収益性の高い物件を複数所有しています。では、どのようにして良い物件を見つけ、投資を増やしているのでしょうか?事業用不動産の物件を選ぶ際のポイントは、「立地」「設備」「エリア」の3つです。

立地

事業用不動産投資において、立地は最も重要な要素です。マンションやアパートなどの物件を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。

・駅から徒歩10分圏内
・スーパーやコンビニなどの商業施設、学校や病院などの公共施設が近い
・ターミナル駅へのアクセスが良い(乗り換えが少ない)

商業系不動産の場合は、駅前や人が集まる繁華街といった賑わいのあるエリアが好立地となります。

設備

入居者を確保するためには、設備が充実していることも重要です。部屋の広さ、間取り、築年数、セキュリティ設備などが入居率に影響します。近年では、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ設備の需要が高まっているため、これらの設備が整っている物件は空室リスクが低くなります。

築年数に関しては、新築である必要はありません。むしろ、新築物件は一度入居者が入っただけで価格が大きく下がるケースもありますので、築浅物件やリノベーションされた物件も検討しましょう。

エリア

物件のエリア選定も重要なポイントです。現地調査を行い、物件のメンテナンス状況や周辺環境、駅までの距離などを確認しましょう。また、地域の人口動態や都市開発計画の有無を把握することで、将来性のあるエリアかどうかを判断できます。

2. 利回りを上げるコツ

所有している物件の収益性を高めるためには、利回りを上げることが必要です。ここでは、利回りを上げるための具体的な改善策を紹介します。

リフォーム・リノベーション

利回りを上げるためには、入居者が長く住み続けられる環境を整えることが重要です。入居者が退去するたびに清掃や工事が必要となり、その間は家賃収入が得られません。空室リスクを抑えるために、リフォームやリノベーションを検討しましょう。

リフォーム・リノベーションを行うことで、物件の魅力を高め、入居者を長期間確保しやすくなります。さらに、設備のグレードアップにより家賃を上げることも可能です。

フリーレント期間を設ける

特に商業用不動産において、フリーレント期間を設定することは入居者を確保し、長期的な収益を確保するための有効な手段です。フリーレントとは、契約開始から一定期間、家賃を無料にする制度です。新規事業を立ち上げるテナントにとっては初期費用の負担を軽減できるため、入居を促進する効果があります。

注意点
フリーレント期間を設定する際は、賃借人の事業の実現可能性や支払い能力を十分に確認することが重要です。賃料を下げる代わりにフリーレント期間を設けることで、入居率が向上し、結果的に長期的な収益を高められる可能性があります。

ただし、安易に賃料を下げると利回りを下げてしまうリスクもありますので、他の選択肢も検討しながら慎重に判断しましょう。

まとめ

事業用不動産投資で収益を最大化するための2つのコツ、「良い物件を増やすこと」と「利回りを上げること」を紹介しました。これらのポイントを押さえて投資を見直すことで、より効率的な運用が可能になります。

特に不動産投資初心者の方は、まずは住居系の物件への投資から始めることをおすすめします。住居系・商業系のいずれに投資する場合でも、今回の内容を参考にして事業用不動産投資に取り組んでみてください。上手に運用するコツを知り、さらなる収益アップを目指しましょう!